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- 2013.10.26 Saturday
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評価:
岡崎 琢磨 宝島社 ¥ 680 (2012-08-04) |
先輩からの借り本。
珈琲店「タレーラン」のバリスタ・美星と、その珈琲に魅せられたお客の青年が、
いろんな謎を解いて行くお話。
美星の影のある雰囲気とか、淡々と謎を解き明かす感じが、
ビブリア古書堂とよく似た感じ。
ミステリー好きの私としては、「このミステリーが凄い!」の隠し玉ということで
かなり期待してしまいましたが、
ミステリーだと思うとちょっと物足りないかな。
でも、美星のトラウマの謎や、最終章の展開はなかなか面白かった!
登場人物の名前が凝ってたり、
ところどころに珈琲の薀蓄が入ってたり、
ちょっと恋愛っぽい要素が含まれてたり、と、
けっこう盛りだくさんな感じで楽しめました♪
2人の関係もちょっと気になるし、
心を開き始めた美星の今後も・・・
続編あるんだろうなぁ〜。
デビュー作ってのがすごいなぁ。
友達のゆきんこちゃんがすごいオススメしていたので、
戦争ものが嫌いな私ですが、読みました!!
いやぁ~すごかった・・・・
重かった・・・・辛かった・・・
でも読んでよかった。
そんなお話でした。
太平洋戦争で亡くなったおじいちゃんについて調べる姉弟。
調べるうちにわかってくる戦争の本当の姿。事実。
それがとにかく詳細で、ほんとに戦争を経験した人から話を聞いてるみたい。
すごい取材に時間かかってるだろうなぁ・・・
戦争のことは、中途半端なことも書けないだろうし。
なんて、感情移入しつつも、冷静にそんなことを思ってました。
宮部さん(おじいちゃん)のお話はフィクションってわかっていながらも、
ゼロ戦や特攻隊の話などは、事実だろうし、
その時代のその若者たち、家族の気持ちを想像すると、
とにかく苦しくて切なくて・・・
私たちは同じ間違いを繰り返してはいけない!
って心から思いました。
一番大事なものは、国でも宗教でもなく、一人ひとりの「命」。
そんな当たり前のことを教えてくれる1冊。
世界中の人たちが、自分の命や家族の命を
大事にしてくれますように・・・
読んでよかった。
・・・でも。もう一回は読めないな^^;つらくて。