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- 2013.10.26 Saturday
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映画にもなっていたので、
何とな~く図書館で見つけて借りてみました。
これが、ドストライク☆
さだまさしさんの言葉・文章ってすごいですね!
人間の醜さとか汚さもドキッとするくらいリアルで、
人が過ちを犯す瞬間とか気持ちの揺れがよくわかる。
でも、全体に暗いわけではなくて、どちらかと言うとあったかい。
心が洗われました。
主人公の杏平は、高校時代に出会った友達に裏切られ、
人を「殺したい」と思うほど憎む自分に苦しんで、
心のバランスを崩し、人と関われなくなってしまった21歳の青年。
彼が遺品整理業社の見習いとして働き始めたことで、
もう一度人とのかかわりや「命」について考え、
少しずつ立ち直り前に進んでいくというお話。
この高校時代の友達松井が最低なヤツで!
人に平気でウソをつき、自分のプライドを守るために、人を裏切る。
ほんっとむかつくーーーっ!!
と思いつつも、読み進めるうちに、
なんてかわいそうな子だろう・・・と思えてきて、
むしろ、苦しむ杏平の方が幸せだと思うくらい。
遺品整理業という仕事はとても壮絶だけど、
人の死に関わることは、自分の生き方を考えることに繋がるんだろうな。
「 人は生きたようにしか死ねない。」
「 生命の重さに差はないけど、生きる重さには差があるんだよ。」
心に刺さる言葉もたくさんあって、
泣けるわけではないけど、静かにじーんと来ました。
「アントキノイノチ」というタイトルの意味は最後の方にわかります。
シャレててすごくいい♪(笑)
いろんな人に読んで欲しい1冊です。
(早速母に勧めたら、すごいよかった!!と感動してました。)
評価:
三上 延 アスキーメディアワークス ¥ 620 (2011-03-25) |
話題の本♪またまた借り本ですが、やっと読みました☆
イラストのイメージから、
勝手に内容も軽〜い感じかなと思ってましたが、
思った以上に面白かったです!
古書店の店長栞子さんと、そこで働くことになった大輔が、
古本にまつわるいろんな事件を解決していくというお話。
栞子さんが名探偵、大輔が助手といった感じ。
栞子さんのキャラが魅力的。
普段はオドオドしてるのに、本のことになると饒舌になるという・・・
そんな彼女が語る本のお話に引き込まれました。
話の中で出てくる本を実際に読んでみたくなります。
本屋さんの娘たちの名前が、「栞子」と「文香(あやか)←妹」
というのもなんかステキ☆
その他にも本の登場人物の名前が、
いろんなところでポイントとなっているのも面白い☆
このシリーズ、今3巻まで出てるのかな?
今回は借りましたが、自分でも買い揃えたくなってきました。
今後もまだまだ続きそうな気がするし。
栞子さんと大輔が今後どう進展(?)していくのかも気になる〜♪