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評価:
辻村 深月
講談社
¥ 680
(2010-01-15)
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評価:
辻村 深月
講談社
¥ 760
(2010-01-15)
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実は辻村さんの作品で一番読みたいなぁ〜と思っていたもの。
上下巻に分かれてるので、しばらく積読本になってて・・・
やっと読みました〜。
よかったです!すごく!
ミステリーっぽい部分もあるけど、それよりもメインは人間ドラマというか、
最後にじーんとするほんとにいいお話でした。
スロウハイツの住人は、主人公の環(脚本家)をはじめ、
漫画家や映画監督の卵などクリエイターだらけ。
それぞれがいろんな夢を抱きながら、
それぞれを尊重して仲良く共同生活している中に、
謎の女の子莉々亜が入居したことで少しずつ変わっていく・・・
上巻はとにかく登場人物それぞれについて丁寧に描かれていて、
じっくりじっくり進む感じ。
ちょっとした事件はあるものの、
これがメイン?まだ何かありそうな・・・?
そんな感じの上巻が終わって、下巻へ・・・
下巻は少しずついろんな謎が解き明かされていくものの、
やっぱりこれで終わりではないような・・・
と思っていたら、最後の最後に一気にきました。
伏線ってわかる部分はたくさんあって、
いくつかは予想していたのもあるけど、
そこまで!?とは思わなくて、けっこう感激しました。
深いところで繋がってるのが本当に読んでて嬉しくて、
幸せな気分になりました。
と、ネタバレにならないように書いてると、
何言ってるのかわからない感じになってますが、
是非是非読んでみて欲しいオススメの1冊(2冊)です♪
辻村サンの作品て、後半ジワリジワリと来て、最後は一気に盛り上がる感じですよね〜
私は今まで、「凍りのくじら」「ぼくのメジャースプーン」「子どもたちは夜と遊ぶ」を読んできましたが(出版された順、逆に読んでしまいましたが^^;)登場人物に繋がりがあったりと、読んでてハっ!とさせられる事が多いです。
ちなみに私は今、「名前探しの放課後」を読んでる途中です^^
まだお話は盛り上がってないけど、前にマイミクサンが感動で震えたと言っていたので楽しみです( *´艸`)
すごいよかったですよ〜!辻村さんの作品は上下巻で分厚いのが多いので、ちょっと躊躇するけど、読むとはまりますね。私は最初に読んだのが「冷たい校舎の時は止まる」(デビュー作)だったので、あれは少し怖かったけど・・・
欲を言えば、1冊でまとめてほしいと思ってしまいます(笑)
「名前探しの放課後」も評判いいんですね〜。私も読んでみます♪
やっと、コレ読みました!
ネタバレしないように書くの大変ですよね〜
でも、読んだら充分わかります!
コーキの不器用過ぎるやさしさがステキでしたね〜
伏線がそこもかよ!で楽しかったです(笑)
辻村さんフェアー開催です!
こんばんは〜。
そうでしょそうでしょ!読めばわかるんですよね〜。
辻村さんフェアーいいですね♪
私も今手元に「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」があります。
文庫化されていたので思わず買ってしまいました。
ちょっとひねくれた主人公が多いけど、
最後に向けて一気に来る感じがやめられないですよね。