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- 2013.10.26 Saturday
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久しぶりの瀬尾さん。
これまで『卵の緒』『幸福な食卓』を読んだことがありますが、
『図書館の神様』も評判が良さそうだったので借りてみました。
学生時代バレーに真剣に打ち込みすぎて
部員を自殺に追い込んでしまい・・・
それ以降だらだら〜っと過ごしてなんとなく講師になったキヨ。
なぜか文学部の顧問になって文学に触れることで、
徐々に立ち直っていく姿が描かれています。
いいお話なんだけど・・・
さらっと終わってしまってちょっと物足りないかも?
たぶん、リアルさがないからかなぁ。
キヨの不倫話もなんだかさらっとしすぎてたり、
唯一の文学部員垣内くんも高校生とは思えないくらい、
飄々として大人びてたり。
キヨの弟もいいキャラなんだけど、
現実にはこんな弟いないかなぁ〜と思ったり。
でも、文学部ってなかなか面白いかも。
私は学生時代ずっと運動部だったので、
部活で文学なんて考えられなかったけど、本は深いですよね♪
十分部活として成り立つわ〜と今なら思います。
なんだか古い本も読みたくなってきました。
夏目漱石とかも今なら面白いと思えるかなぁ。