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評価:
村上 春樹
講談社
¥ 540
(2004-09-15)
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評価:
村上 春樹
講談社
¥ 540
(2004-09-15)
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今更ですが、ノルウェイの森を読みました。
一度読んでみたいなぁと思っていたのですが、
何となく暗そうな感じで敬遠していました。
さらに、やたらと性描写が多くて官能小説と言われてたり、
評判も分かれるようですが・・・
私は意外と好きです。
(もう少し若かったら、受け付けなかったかも。)
不思議とこの世界にスルっと入ってしまって、
確かにエロい部分とか下品な言葉がいっぱい出てくるんですが、
あんまり過激だとは思わなかったかな。
(無駄に性描写は多かったけど)
村上春樹自体あんまり読んだことがないので、
先入観なく読みましたが、
さすがに文学的で最近読んでた本とは雰囲気が違いました。
直子の閉ざされた暗くて儚い世界と、
ワタナベのほんの少し現実世界と繋がりつつフラフラ漂ってる感じと、
緑の現実と向き合って真っ直ぐ生きてる感じが、
読んだ後にジワジワ〜っときて。
決してスッキリはしないんだけど、光が見えるような気がしました。
ワタナベのキャラはけっこう好きかも。
応援したくなります。
それにしても、ここに出てくる女性はみんな積極的というか、
あけっぴろげというか・・・
その辺は、「そんな女そうそういないし!」と言いたい。
映画ってどうなんだろ?ちょっと観てみたいかも。
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