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- 2013.10.26 Saturday
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これって恋愛小説だったんですね〜。
映画にもなってるけど、なんとなく暗そうな気がしてましたが、
かなりよかったです♪
「在日韓国(朝鮮)人」に対する差別という重いテーマを扱いつつ、
主人公杉原の青春(恋愛)がメインなので、すごくさわやか。
彼が芯が通っててカッコイイんですよね〜。
また彼のお父さんがさらにカッコイイ。
伊坂さんの書くお父さんと同じ雰囲気のかっこよさ。
なんだかむちゃくちゃなんだけど、大事なとこは押さえてる感じで。
ステキでした!
私はもともと何の差別も持たない家庭で育ったので、
どんな人種・国籍の人も先入観なく付き合ってきましたが、
育った環境って大事ですね。
<在日>を毛嫌いする地域も実際にはあるし、
私も関西の大学に行って初めてそういう話を聞いて驚いた覚えがあります。
「俺は在日でも、韓国人でも、朝鮮人でも、モンゴロイドでもねぇんだ。
俺を狭いところに押し込めるのはやめてくれ。俺は俺なんだ。」
日本にそういう差別があるってことを、
日本人として寂しい気がしました。
さらっと読めるのになかなか深かった。