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評価:
森見 登美彦
角川書店
¥ 1,575
(2006-11-29)
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本屋大賞で2位だったというこの本。
図書館で見つけたので借りてきました。
なんというか・・・不思議な世界でした(笑)
文章も不思議だし、登場人物も不思議だし、ストーリーも不思議。
変な名前のアイテム(?)がいっぱい出てきます。
ファンタジーっぽい?
”黒髪の乙女”とその乙女に恋して、ひたすら近づこうとする大学の先輩”私”の物語。
最初は話が全然つかめなくてなかなか進まない・・・
でも、途中から、なんだかはまってきました。
挫折しそうになりますが、途中でやめるのはもったいないかも。
”黒髪の乙女”のフワフワした無邪気さや、”私”の無謀な行動とか。
なんだか馬鹿馬鹿しくて笑ってしまいます。
これは真面目に読む本ではないですね(笑)
文体は古い日本語なので、時代がいつなのかよくわからないけど。。
これが本屋大賞かぁ!となんか意外な気がしました。
是非読んでみてほしい!という意味ではアリかも。
ちなみに、このときの1位は
「一瞬の風になれ」。
あれはさわやかでよかったなぁ〜。