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評価:
米澤 穂信
文藝春秋
¥ 1,680
(2007-08)
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図書館でふと借りた本。
米澤さんは、「
story seller」で短編を読んだことがあっただけ。
しかも、けっこう怖いお話だったので、
たぶんこれも怖いのかなぁ・・・と思いつつ読み始めましたが・・・
ん?これは・・・
怖いけど・・・面白い!!
なんか聞いたことあると思ったら、
去年映画になってるんですね。(知らなかった。^^;)
自給11万2000円(!)のアルバイトに食いついた12人が、
人文科学実験の被験者になり、「暗鬼館」で7日間生活するというお話。
「暗鬼館」では各人にひとつずつ凶器が与えられ、
密室での殺人ゲームが始まります。
誰が犯人なのか?わからないまま共同生活をする中で、
次々に人が殺されていく。。。
疑心暗鬼になるメンバーたちの恐怖が伝わってきて、怖い・・・
人が死ぬ話は好きではないんだけど、
でも。。ハラハラドキドキして夢中で読んでしまいました。
眠れないくらい先が気になったのは久しぶりでした。
死に方と凶器、人間関係・・・いろいろミステリーが満載で、
ミステリー好きにはたまらない展開でした。
そうそう。
ちょうど読み終わったのが木曜日の夜中。
朝、新聞を見てびっくり!!
金曜ロードショーは「インシテミル」の映画だって♪
なんてグッドタイミング♪
せっかくなので、観ましたよ!
・・・でも、かなり違う話になってました。(笑)
これは、本で読んだ方が絶対に面白いです。
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