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- 2013.10.26 Saturday
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ドラマにつられて買ってしまいました。
湊さんの本は、ドロドロしてて嫌だなぁ~と思いつつ、
ついつい手にとってしまうんですよね。
高級住宅地に住むエリート家族とちょっと背伸びして引っ越してきた家族。
そこで起こる殺人事件とそれを取り巻く人間関係のお話。
やっぱりドロドロ・・・家庭崩壊・・・反抗期・・・
こわっ!と思いつつも、あっという間に読んでしまいました。
さすがに殺人はないにしても、
家庭内暴力やエリート家族が抱える問題なんかは、
けっこうあるんだろうなぁ。。
やっぱり背伸びはダメだね。
身の丈にあった生活と子どもに過度な期待をしない!
それが一番(笑)
しかし、子どもの反抗期ってこんなに大変なものなのか!?
と思うとちょっと怖いなぁ。
ドラマを娘と観ていたら、すごい真剣に観てた・・・
ドラマは原作とちょっと違うところもあるけど、
なかなか面白いですね。
最後はどうなるのかわからないけど、
原作は読後感はよかったです。
(湊さんの作品にしてはめずらしく)
『告白』を超えるものを期待しつつ、
それはないだろうなぁ〜と半分諦めつつ、
それでもついつい手にとっちゃう湊さんの本。
『往復書簡』を読んでみました。
「十年後の卒業文集」
「二十年後の宿題」
「十五年後の補習」の三話が収録されてます。
全部手紙というのは新鮮でした。しかも、全部謎が隠れてる。
それを考えながら読むのがミステリー好きとしては楽しいのですが、
今回はそんなに謎は深くなかったような・・・
「十年後の卒業文集」 は、女子ならではの微妙なやりとりが、
ざらざらしてて気持ちが悪い・・・
これも湊さんらしいといえばらしいのでしょうが、ちょっと苦手でした。
「二十年後の宿題」 と「十五年後の補習」は、
ちょっとあったかい部分もあって、ほっとしました。
どれも最後の最後に、深読みさせる一文があるのが「らしい」。
ネタばれになってしまうのであまり書けないけど、
「二十年後の宿題」の最後の手紙の差出人は、
あの人なのか?それともあの人なのか?よくわからず。。
そして「十五年後の補習」の最後におばさんが連れてきたのは・・・?
あの人であってほしいなぁ・・・
はっきりとは書いていないけど、
たぶんハッピーエンドなんだろう♪と思える終わり方はよかった。