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- 2013.10.26 Saturday
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sacchimoniちゃんからの借り本。
角田さんの料理に関する短編集。
ちょっと前にsacchimoniちゃんから借りた、
小川糸さんの『あつあつを召し上がれ』に近い感じ。
『彼女のこんだて帖』は、
名前のとおり、すべて手料理にまつわるお話。
巻末にはレシピもついてました♪
15の短いお話が詰まっていますが、
登場人物が繋がってるのが面白い♪
料理って、誰もが毎日食べてるものだから、
誰を描いてもちょっとしたドラマになるのかもなぁ。
一番じーんと来たのは、「豚柳川できみに会う」。
妻を亡くした夫が、どうしても思い出したい料理。
お料理教室にも通って、
いろんな人にも聞いてまわって、
やっと自分で作った「豚柳川」。
こんな風に思い出してもらえるなら奥さんも幸せかも。
角田さんの「あとがき」もよかった♪
料理を通じてお母さんと繋がってるのって、すごく共感。
私もほんとによくお母さんやおばあちゃんに料理のことを聞きます。
実家でよく食べた料理は、やっぱり自分でも作ることが多くて。
おせち料理も毎年わからなくなっていろいろ聞くし、
カレイの煮付けやかぼちゃの煮物は、
何回作っても実家の味とは微妙に違うし。
あの味にしたい!って目標にしながら作るのは、
料理本を見て作るのとはまた違いますよね。
やっぱり、習えるうちに習っておかないとなぁ。
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